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(2)河畔の樹木の管理 -ウメ

この梅林は長年放置状態で、大小の枝が絡んで密集し、枯れ枝も多い状況でした。道路と河川にはさまれた民有地にあり、道路から直近に見られるとともに、大きな樹冠は河畔林としても機能しており、枝垂れの下にある淵には魚たちが多く集まります。

道側は人・川側は魚に配慮した管理

人は言います “梅切らぬバカ” と、魚たちは訴えます “この梅切るバカ” と。この梅林は、道路側は道行く人のために花付きを意識した強めの剪定を、反対の川側は水域に関わる生物生息環境として控え目な剪定を行っています。

  道路と河川にはさまれた民有地の梅林。道路側は道行く人のために花付
  きを意識した強めの剪定を行っています。
  川側は川面に向かって枝垂れ、水域に関わる生物生息環境としても
    機能しており、剪定は控え目にしています。

[剪 定]

▶ 1月に実施。 ▶ まずは枝の絡みや密集を解消し、全体に日が当たるようにすることをめざしていますが、高木の上部は梯子も届かず未だ手つかずです。 ▶ 下方の手の届く範囲は徒長枝・古い枝・枯れ枝等を剪定しています。 ▶ 花・果実をよく付けるために花芽の付いた枝を1/2から2/3程切り詰めています。切る位置は外芽(外向きに出ている芽)の少し上です。

  

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