[片手用刈込みバサミ]
少量の雑草の切除に「片手用刈込みバサミ」(写真下)を用いています。片手用刈込みバサミは通常樹木の軽易な剪定などに使われるもので、雑草の切除に最適とは言えませんが、両手用に比べて軽量で腕への負担が少なく、また剪定バサミ(写真上)に比べて刃が長く低い位置での切除作業にも足腰への負担が少なく、除草作業における省力化に貢献してくれています。
下:片手用刈込みバサミ 樹木の軽易な剪定用ですので、雑草の切除にはやや不自由なところ があるのは否めません。専用のものがほしいところです。
[中型シャベル]
中型シャベルは比較的軽量で、様々な作業において重宝しています。
上:中型シャベル 中型シャベルは片手でも扱えることから、例えば根の張った雑草や 低木の抜き取りに際し、片手で中型シャベルを持ち、掘り起こしな がら、もう片手で草木を引き抜く、といった使い方ができます。
[吸収移行性除草剤]
吸収移行性除草剤とは、散布された薬剤が葉から吸収され、光合成産物の移動ルートを通って植物体内全体に行き渡り、生長を阻害し、枯死に至らしめるというものだそうです。
その機能から除草効果を高めるためには薬剤が植物体内全体に行き渡るようにすることが肝要であり、散布液は製品に表示されている希釈率に従い、全ての葉に満遍なく散布し、その後しばらくは葉の変容を観察し、葉枯れの進行が止まった場合は、残った緑色の部分に追加の散布を行うというようにしています。散布液の濃度を必要以上に高くすることは逆効果とのことです。
吸収移行性除草剤の一種グリホサート系除草剤(商品名ラウンドアップ、ジェネリック製品のサンフーロンなど)は、多くの植物に有効な非選択性で、中でも多年生ではイネ科に対してより高い効果があるとのことです。私が使用している薬剤です。
グリホサート系除草剤の毒性についてはインターネット上に様々な試験結果や評価があげられています。私は人体や環境への影響に配慮し、使用時には肌の露出を極力減らし、使用後には手洗いやうがいを行い、使用後の散布器材の洗浄水は下水に流さないよう心がけています。