猪垣は風景デザインの素材
里地内道路沿いの土手にヒメイワダレソウ等を植えましたが、その際、土の掘り起こしにより土が柔らかい状態となります。イノシシにとっては好物のミミズ等をあさる絶好の場所となり、何度か土手の上方に侵入され、植栽ごと掘り起こされてしまいました。
イノシシは鼻をセンサーとして様子を確認しながら行動することから、イノシシ対策の猪垣(いがき、ししがき)はこの習性を利用して造られると聞いたことがあります。そこで土手の頂部に沿って高さ40㎝程の竹杭の柵を築きました。すると効果てき面、以来荒らされることはなくなりました。
しかも効果はそれだけではありません、土手を縁取るエッジラインとして、またサルスベリを取巻くツリーサークルとしての機能が見えてきました。猪垣は風景デザインの素材になります。
←イノシシの侵入ルート ○イノシシにより掘り起こされた場所 竹杭の柵が猪垣