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5. 里川の風景づくり -持続可能性へのアプローチ

河岸の樹木を映し流れる清涼感、魚を釣った時の興奮は今でも鮮明です。川には川によって育まれる命の連鎖があります。銀鱗に心躍り、川面に心を洗い、川水を引いて育てた米を食する私たち人もまた川に育まれる命の一つだと思います。

郷土の里川は今では河岸林のほとんどが伐採され、画一的なコンクリート護岸の水路となり、最も変貌した風景要素です。洪水から命・財産を守る治水機能は向上したものの、命を育む環境機能の低下は大いに危惧されます。

この里川の風景づくりは、かつての川の環境要素を復元すること、集落内を流れる里川として風景を保全・改善するよう管理することです。

  

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